ICLのはなし12 残検査(検査2回目)編
この記事ではアイクリニック東京の残検査(検査2回目)の様子を記載します。
時間が経過して記憶が薄れてきているのですが、覚えていることのみ…
2024/7/7(日) 9:30の予約。引き続きコンタクトレンズの使用はNGです。
この日は今までとは異なる建物 サピアタワーで行いました。
この時に対応してくれたスタッフさんがとても印象が良くて、まだ顔まで覚えてます。
建物が違っても昨日のデータはきちんと引き継がれていていました(当たり前か)。
視力測定(気球を見るやつ)、眼圧測定(風を当てられるやつ)をした後で
Cの向きを答える検査をまたしても念入りにやりましたが、視力は前日と同じ-0.06でした。
会話は覚えている雰囲気なので、実際の言葉とは違う部分があると思います。
スタッフさん「2段階か3段階落としで迷われているということですね」
Y「そうなんです。登山とかロードバイクなどのスポーツをする時にはできれば遠くまで見たいのですが、本を読むことも多くて(ちょっと盛った)、近いところを見るのが疲れてしまうようなことは避けたくて…。
普段は少し弱めのメガネで、遊びに行く時は1.0くらい見える度数のコンタクトを使用していているのですが、夜帰ってきて本を読むと割とすぐに目が疲れてしまって、すぐコンタクトを外したいっていう感じでメガネで読書をしています」
ス「そうなんですね。コンタクト着用時は目薬は使用されていますか?」
Y「前職で毎日コンタクトを使用していた時は1日中空調の効いている屋内だったこともあり、乾いたと感じた時は目薬を使っていました。外出する時に目薬は使用していません」
ス「もしかすると、コンタクトを長時間着用することによってドライアイのような状態になっていたのかもしれません。この状態で(レンズを入れて)検査メガネをかけて頂けますか」
Y「はい」
ス「ちょっと失礼しますね」
A4サイズくらいでヒモが付いているボードを取り出してヒモを目の横にセット、ボードまでたぶん30cm位の距離で固定しました。サイズが異なるCや文字が書いてあったと思います。
ス「これで見え方はいかがでしょうか?」
Y「はい、見えます」
ちょっと記憶曖昧ですが、いくつかピックアップしてCの方向や文字を答えた気がします。
ス「ありがとうございました。次に、こちらをご覧ください」
大きめスマホサイズのカードを渡されます。細かい字で数字やら文字やら書いてありました。文字の色も黒だけではなかったような気がする。
Y「はい・・・・読めます。(近いから見えるのは当たり前では?)」
ス「ありがとうございました。手元の距離でこのサイズの文字が普通に読めるということは、2段階落としのレンズでも大丈夫そうですね。普段から本を読まれるということでしたので、お客様の目は筋肉のトレーニングができている状態なのだと思います」
Y「そうなんですか・・・?(よくわからん)」
ス「遠くを見る時よりも、近くを見る時の方が目は力を使うんです。レンズの厚みを調節する筋肉が、近くを見る時の方が頑張っているんです」
Y「あぁ! 聞いたことあります。本を持ってきているので、この検査メガネの状態で読んでみていいですか」
ス「もちろんです。見え方を確認してください」
池井戸 潤 著 株価暴落の文庫版を1ページほど読んでみる。
検査メガネは普段のメガネより強めの度数でしたが、違和感なく読めました。
Y「大丈夫そうです」
ス「やはり目の筋肉が鍛えられているようですね。合わない方ですと、先ほどのカードを手元で見た瞬間に無理だと距離を離す方もいらっしゃいますので」
Y「そうなんですか(筋トレで鍛えられていると褒められたようで嬉しい)。
あの、昨日と違うメガネを持ってきたのでこれでも測ってみていいですか?
いつもは弱めのメガネなんですが、これは遠くを見たい時用に昔作った強めのやつなんです」
ス「勿論です、計りましょう。レンズの度数を測って参りますので少しお借りしても宜しいでしょうか」
別の場所に機械があるようで、1分程して戻ってきました。
また機械を使ってCの向きを答える検査をします。結果、コンタクトより強い度数でした。
手持ちの矯正アイテムがICLレンズでいうとどの程度なのか纏めてみました。
↓
強めのメガネ 1段階落とし〜2段階落としの間くらい
コンタクト 2段階落としより少し弱いくらい
(着用制限で試せないけど、コンタクトの度数から割り出してもらった)
普段のメガネ 右が3〜4段階落とし、左が2段階落とし
この状態を理解したうえで、検査メガネで室内を見回します。
あの非常口のマークは見えますか、とか壁の文字は見えますか、とか。
その後、端っこに移動して窓から外の景色を見てみます。
1段階落とし:3ブロックくらい先にある建設現場の鉄骨や街路樹の葉っぱの輪郭が鮮明に見える。
2段階落とし:鉄骨や葉っぱは1段階落としに比べると鮮明さは劣るけど、まぁ充分見える。看板の文字は2ブロックくらい先まではっきり見える。大きさによると思うけど…
3段階落とし:普段のメガネよりは多分見えてると思うけど、せっかく手術するなら物足りない感じがする。
何度もレンズを入れ替えてもらって、1段階落とし、2段階落とし、3段階落としのパターンを見比べました。多分10分くらい。根気よく付き合ってくださったスタッフさんに感謝です。
すごく迷いましたが、2段階落としにすることにしました。
レンズの度数が決定すると、医師の診察がありました(たぶんこの順番)。
この時に診てくれたのはエキスパートインストラクターの福岡佐知子先生。
部屋を暗くして光を当てながら眼球を見てもらい、問題ないと言ってもらいました。
福岡先生「何か聞いておきたいことはありますか?」
Y「はい。レンズの交換は3年以内1回に限り無料とのことですが、例えば今2段階落としのレンズで手術をしてもらって、3年後 老眼が始まったり近視が進行した場合に度数の違うレンズにするということは目にとってどうでしょうか?」
福「うーん、手術はやっぱり目の負担になるから、できるだけ回数は少ない方がいいんです。高齢になったら遅かれ早かれみんな白内障の手術をすることになるし、その時にも目には負担がかかるから、ICL手術は度数交換ありきじゃなくて決め打ちがいいですね」
というような内容を、西のイントネーション&語尾で説明してくれました。
時間が経過して近視が進行した場合に備えて1段階落としにするか…? とか
老眼が始まったらちょっと弱くするか…?とか、そういった迷いが無くなってよかったです。
Y「なるほど、わかりました。福岡先生に手術してもらうこともできますか?」
福「日程が合えばね、月に1日しか来ないから…」
Y「そうですかー、わかりました」
福岡先生はとてもサバサバしていて感じが良かったので、北澤先生に拘らなくてもいいかも、と思いました。
診察が終わって、スタッフさんとレンズ度数や手術日の相談をします。
レンズは2段階落としで決定、手術日は8/2に決めました。
そしてレンズの前金 30万円をクレジットカードで支払います(手術日の予約と前後してるかも)。
最後に、手術日の3日前から使用する抗菌目薬を渡されます。
1日4回、コンタクトレンズの上から点眼して良いものでした。
この目薬を開始するリマインドメールがあるか聞いてみましたが、特にお知らせはしていないとのこと。
自分でしっかりリマインダーアプリでセットしなきゃ! と気を引き締めましたが
結果、4日前に予約内容のメールが届き、3日前より点眼を開始してくださいと記載してくれていました。しっかりしている。
色々抜けているかもしれませんが、おおまかな流れとして参考になれば幸いです。
時系列で読む場合、次の記事はこちら↓ です。